ラジオについて、たどたどしく語ってみた(オチはいつものやつ)


ラジオというメディアは、語り手の姿が見えず、声を聞くしかありません。
声や音からすべての情報を読み取ろうとすることで、人間の脳は活発に働く。「ながら勉強」なんてのが可能なのも、脳が活性化しているので処理能力が高まり、二つのことを同時にできるからかもしれません。
「ラジオは参加型メディア」などともいわれてきましたが、テレビに比べたら映像がないという点で情報量が圧倒的に少ないラジオは、聞き手が想像力で補って情報を受け取るために、より深いところで受け止めることになるんじゃないかと思います。リクエストハガキを送る、ネタを投稿するといった、文字通りの「参加」ということ以外に、「同化」を促す側面もあるんじゃないかな。
テレビは、興味のない番組が始まるとチャンネルを変えてしまいますが、ラジオの場合は耳から注意をそらせばいい。別のことにすぐ集中できるのもラジオのよさです。
つまり……と言えるのかどうか、単なるイメージ論かもしれませんが、ラジオは「じっくり話を聞く」ことに向いているメディアなのかも。『ラジオ深夜便』とかね。
長寿番組が多いのもラジオの特徴ですね。飽きられない。FM放送でよくあるのは、ほかで名前を見たことがないパーソナリティが、何年も担当したりしている。
ラジオはときどきしか聞かないけれど、スイッチを入れた瞬間に“いつもの”番組が流れてくると、確かにホッとする。「またコレか。いい加減聞き飽きた」とウンザリする、というケースは、まずありません。
時計がわりにラジオをONにしている人もいるというから、ラジオには「変化しない」ことが求められているのかもな、と思ったりします。
ということは、一度番組を持てれば、数年は食いっぱぐれがないということです。
「保田にラジオをやってほしい」と言っているのは、それが大きな理由。ローカル局でもいいじゃん。できればぼくの住む地域で聴取できる局であってほしいですが。
もちろんそれだけじゃなく、地道にこつこつ仕事していく保田のスタイルにも合っていると思うのです。

Get Back ヤンタン


http://ameblo.jp/kei-yasuda/entry-10366205023.html☆ヤン土娘。☆

保田が懐かしや『ヤンタン』に登場。つつがなく継続中の長寿番組に「懐かしや」は形容として変か。すんません。
でも保田が出演するのは久しぶりですよね。
ヤン土娘を卒業し、さらに娘も卒業した後でもしばらくはちょこちょこ出ていたと記憶していますが、レギュラーが藤本・高橋の体制になるとパタッと途絶えちゃったんですよね。
とはいえ、いつも言っているように、わが家ではAM放送自体が受信できませんので、ラジオ番組を録音し、かつ音声データへコンバートする労を厭わない神様たちの好意によって成り立っているデータセンター的なものからコチョコチョとアレしてパソコンのスピーカーにより再生するしかありません。そのようなソレには、すべての放送回が揃っているわけではなく、とくに古いものは消されちゃったり、そもそもデータになってなかったりしていたと思う。なので、いかにも「あの頃はよく聞いてました」みたいな書き方をするのは間違っているのですが。
ちなみに、ブログで報告している収録は明日放送分だそうです。よろしければぜひ(ご好意の方もどなたかひとつ)。


ヤンタン』での明石家さんまとの出会いは、保田にとって小さくはない影響を及ぼしたと思っています。
「おっさんキャラで行け」とのアドバイスをもらってますよね。『うたばん』で石橋貴明から徹底してヨゴレ扱いされる以前だったはずです。つんくプロデューサーからも、ちやほやされるポジションへは行くなと言われていたようですが、外部の立場であるナンバーワン芸人からも同様の意見を得たことで、だいぶ自分の立ち位置が客観的に見えたんじゃないでしょうか。石橋の絡みを最初からきっちり受けられたのも、自分の中で方向性が固まっていたおかげかなと思ったりします。
もっとも、あのキャラは娘というアイドル・グループの中での差異化であり、相対論の上で引き立つものだったので、娘卒業後の活動にはまったく生かせませんでした。
矢口が、かなり強引に自分を芸人の領域へ持っていこうとしていますが、彼女にそのセンスが充分に備わっているかどうかは別として、「自分の居場所を確保する能力」はかなり高いといっていい。ある意味、矢口は容れ物を先につくってから中身を考えるタイプなのかもしれませんね。
対称的に、保田はその点、居場所を見つける能力が欠けていると言わざるを得ません。だからダメというのではなく、要は資質の問題で、つくるんだったらまず先に中身だろうと、堅実に考える人なのだと思います。
そういうタイプの需要もありますので、保田なりのペースでやっていってくれればと。
ラジオなんか向いていると思いますけどね。相手の話を聞いて、的外れでなく、しかも一捻りした答えを返す会話力はあるんで。ときどきトンチンカンなご愛敬もできるし、みたいな。

不毛地帯


『いいとも』の新コーナー、豚の扮装をした鶴瓶が何かにチャレンジして、その結果どうなるかを当てるというクイズ。今日は1分でフトンをフトン圧縮袋に入れる、だったかな。
深夜番組ちっくな緩い企画を鶴瓶にやらせる贅沢は『いいとも』ならでは、か。
始まったばかりでまだ手探り感丸出しだったが、最近の『いいとも』では珍しい、横溢する「バカパワー」を感じた。木曜日はしばらく面白い企画がなかったので、長続きするといいね。


「テレホン」では多部美華子がドラマ『不毛地帯』の番宣に。「不毛地帯……」と呟くタモリ。「俺は出なくていいのかな」
多部ちゃんは意味がわかっているような反応を見せるも、ちょっと笑っただけで済まし、いっさい口を挟まず受け流す。まあ、ふつうはそうだよね。多部ちゃんはバラエティ女優ではないですから、そこを爆笑トークに膨らますのはムリです。
数年前、藤本美貴が出たときも、頭髪の話がちょっと出たのを思い出した(髪の話はそれ以外にもたびたび出ているのだが)。タモリの「(次の日に呼ぶゲストは毛の量を)保ってるね」と言うのに対し、おそらく藤本は「タモってる」のダブル・ミーニングだと思ったのだろう、「どういう意味ですか」とおかしそうに笑いながら食いついた。……この辺、書き起こしサイトなどを当たらず記憶で書いているので、不正確かもしれないが、だいたいこんな感じのやり取りだったと思います。いっしょに出演していた吉澤ひとみ石川梨華がまったくの無反応だったので、その対称ぶりが印象に残ったのでした。

メモ

ミスタードーナツのテレビCMで踊っているHappinessという女の子たちは、EXILEの事務所から誕生したんですってねえ。ということは、社長でEXILEリーダーのHIROさんのお弟子さんか。どおりでダンスのキレがすごいと思った。

年寄りブログ


保田が何回にも分けて扁桃腺手術の体験記を書いているが、ぼくは血とか痛いのとか見たり聞いたりするのがすっげー苦手な、か弱いうさぎちゃんのようなオッサンなので、申し訳ないけど、まったく読んでません。
もっとも、扁桃腺の辛さは、わかります。子どもの頃はしょっちゅう腫らしてました。
ただ、ぼくの場合は「扁桃腺が弱くて熱が出る」のではなく、風邪を引きやすくて熱が出ると結果として扁桃腺が腫れた、という感じだったが。でも、水分が飲み込めないほど痛い思いをしたのは、保田と同じです。
とにかく病弱で、いったん寝込むとなかなか治らない。幼稚園を1ヵ月休んだのを皮切りに、小学校も毎年、1週間2週間欠席してました。卒業式も前日まで寝込んでたんで、フラフラしながら出席。が、式の途中めまいで倒れそうになり、リタイアしました。まさに画竜点睛です。
だから、東京オリンピックのリアルタイム世代なのに、まったく見てないんですよ。お茶の間から伝わってくるかすかなテレビの音だけ、フトンの中で聞いてました。
小学校3年か4年の頃、アデノイドだと診断されて、しばらく耳鼻科にも通ってました。アデノイドってのは扁桃腺の後ろにある器官で、これが肥大している、と。治療は鼻から管を入れて薬液を流し込むんですが、管の途中に球状のガラス器具があって、内部に吹き出した薬液がスノードームみたいに乱舞しているのが見える。いささか滑稽味の漂う風景でした。いまでもスノードームを見ると、あのアデノイド治療を思い出します。
こんな虚弱体質が、中学に上がったとたん、なぜか治ってしまったんですよね。理由は調べてないからわからないけれど、肉も野菜も食えない極端な偏食が、次第に何でも食べられるようになっていったのと関係あるかもしれません。その当時は千葉市民でしたが、千葉は中学まで給食があるんですよ。食べ盛りでしたから、食べないと死ぬほど空腹になるんで、嫌いなものも我慢して食べているうちに「あれ、意外に食えるな」となっていったのでした。


このような健康関連の話を得々とし始めるのは、トシ取った証拠ですね。
読んでて面白くないでしょう、中高年の病気自慢・健康自慢は? 考えてみりゃ、書いてる方もあんまり面白くないです。なのに、だらだらと長く書けてしまうのが恐ろしい。
ああ、やだやだ年寄りは。

フロイト的かユング的か


しばらく前に、「中澤姐さんが高層マンションの廊下で危険なアクロバットの稽古をしているところに通りがかり、『見ているだけで腰が抜ける。頼むからこんな場所ではやめてくれ』と懇願する」という夢を見た。
いったいどんな深層心理が象徴化されたのだろうと、目覚めてからしばらく悩んだのでしたが。
夕べの夢にも、また中澤姐さんが登場した。芝居の衣裳なのか、なぜか女子高生の制服姿で、スカートから覗く細いふくらはぎが可愛らしい。こういうファッションが似合うアラフォー女は希少だなぁなどと思いながら、ちらちら盗み見ている、というもの。
青春の始まりのようであり、背徳的なプレイの雰囲気もあり。何だか「熟女好きの中学生」みたいな、倒錯した気分になりましたわ。
こうたびたび中澤姐さんが夢に出てくるということは、もしかして本気で惚れてるのかも。


ブログを「休みます」と言って中断した保田。何ごとならんと、ちょっと驚きました。
扁桃腺の手術のための入院だったわけだが、ブログなどというコミュニケーションメディアのない時代だったら、そーとー熱心なファンでも知らないままだった可能性があるわね。
そういえば、昔のアイドル好きの情報源って何だったんだろう。『明星』とか『平凡』とかですか? ああ、懐かしい誌名だ。学級で回し読みしたっけな。
考えてみりゃ、ぼくもインターネットがなければモーニング娘。に夢中になるようなことは絶対なかったろう。もちろん多少の関心はもっただろうが、「面白いユニットだな」だけで忘れ去っていた可能性が高い。
電通が言うところの「AISASの法則」そのままの流れで、Attention→Interestときて、ネットでSearchすることにより深い情報を得たからこそ、さらに関心が高まり、CDを購入したりコンサートへ行ったりのActionにつながり、ついにはこのようなブログを立ち上げて評価を書き込むShareする行為にまで至っちゃっているわけです。まあ、書き込みはあまり熱心ではありませんが……
逆に考えると、中学生の頃にすでにネットがあったとしたら、えらいことになっていたぞ、きっと。
パソコンが常備品になったいまの中学生はたいへんだねえ。学習机の上にブラックホールのごとき誘惑の窓が開いてるんだもんな。
ネットばかりやってないで、たまには勉強しなされや(自分に言ってるのか?)。

かけもち


オリコンでブログを書いていた里田、アメブロでも始めるとか。
余計なお世話ですが、そんなに書くことあるのかなぁ。ぼくも2つ持ってますけど、「はてな」では保田を中心としたM-Line系タレントさんに関する話題、「JUGEM」では仕事や日常のこと、と分けているので可能になっているだけで、べつに一本化してしまっても全然問題ないんですよね。あえて分ける必要性が低い。
JUGEMへ引っ越す以前の楽天ブログ上で知り合った方々が、○○ちゃんは俺の嫁的な痛い文章を読むのは辛かろうっつう、非常に狭い理由で「はてな」を分離したんだが、結局こちらにも目を通してくれているみたいだし。考えたら、この手の話題にもついてける人たち(というよりぼくなんか足元にも及ばないほど詳しい、戸田鈴音ファンの人もいる)なので、気をつかう必要などまったくなかったようです。


しかし、需要のある売れっ子ってのは強いねえ。ブログを掛け持ちするタレント、いなくはないのは知っているが、少数派なのも確かでしょう。まさに引っ張りだこというやつですな。見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ。爪の垢を煎じて飲みたい。
ぼくなど、今週、仕事1本なくなりましたよ。明日入稿なのに決定レイアウトがちっとも送られてこなくて、書く部分はだいたいわかっているから進めらんなくはないけど、さすがにおかしいと思って問い合わせて、やっと判明しました。ペンディングになったとのことだけど、実質中止と考えておいた方がよさそう。いままで誰も教えてくれないから、半分以上コピー書いちゃった。ひどいや。デザイン会社の人、驚いていたみたいだったよ、「こいつ何も聞いてないのか」って感じの口調で。
つまりは、そういう、忘れられてしまう存在でしかないってコトなんですよね、早い話。誰もぼくに金を払いたいとは思ってないから。書く人間は、ぼくでなくても構わんわけです。その点が、タレントさんなど「個」に商品性がある人とない人の大きな違いでしょう。
でも、タレントブログの料金システムって、いったいどうなってるのかね。あれだけの数のタレントが書いているんだから、高いギャラを払っているとは思えないが、まったくフィードバックされるものがないとも思えない。アメブロならアメブロで書くメリットがタレント側にないのだったら、中澤姐さんが最初やっていたように、事務所が設置した(レンタルした?)サーバでブログを開設する方が、内容の管理面とか安心なような気がするけど。
まあ、いまはアメブロで順位を上げること自体がプロモーションみたいになってたりもするのか……。よくわからん。


それにつけても、あーあ。クライアントさんの都合だから中止はしょうがないけど、長野県まで取材行ったんだよ、往復6時間以上かけて。交通費は出してほしいよなあブツブツ愚痴愚痴。