いいともにいしよし


さっさとメールを送って午前中から出かけるつもりが、添付するファイルの作成に手間取り、昼になってしまう。コンビニに昼飯を買いに行っている間に電話があり、折り返すと「外出中」とのこと。電話くださいと伝言したが、結局電話があったのは2時過ぎ。もうきょうの用足しはあきらめました。
まあ、そのかわりに「いいとも」で吉澤と石川を見たからいいか(本当はあんまりよくない。暢気にテレビなんか見ている場合ではないのよね、いまのアタシ)。
昨日のべーヤンが友だち紹介したのは石川梨華だったのだが、吉澤がいっしょに行くと言い、さらに現役娘メンバーも3人ついてきた。
まーしかし、吉澤の女っぷりのよさは破壊的ですな。「男装の麗人」が似合うのは『Mr. Moonlight』で証明済みだが、大人になってますます中性的な美しさに磨きがかかってきた。顔立ちが整いすぎてアンドロイドのように見える。
吉澤と石川は主としてHUNGRY & ANGRYの話題を。アルタの女性客、「へええ」などと感嘆の声を漏らし、ちょっと食いついている雰囲気。でも、アパレルのブランドとタイアップしていることには触れず。この場合は宣伝しといた方がよかったのではないかと思うが。
HUNGRY & ANGRYでのキャラ設定が細部まで煮詰まっていないことが悩み、という話も。とくに石川は本来の自分との距離を埋めるのに苦労しているようだ。DAIGOにも相談してみたりしたらしい。いろいろ考えた末、ツンデレキャラで行くことにしたとのことだが、石川はツンデレの基本概念を把握していない様子。ぼくも50字以内でまとめろとか言われたら困るけど。でも、どうも何か違う。
するとタモリ「もっとだよ、もっと」と、とりつく島もないイメージを出すよう提案。「いきなり『帰れ!』とかさ」。
道重はタモリの覚えがめでたい。「みちしげー」かなり唐突に声をかけられる。いじってもらえてよかったね。
ただ、先輩に遠慮してか、かわいさアピールも控えめ。やや拍子抜けした感のタモリは「小倉優子は何を言っても返してくるのがすごい」と、方向性の似た先達の例を持ち出す。質問に対し「え?」と聞き返して言うことを考える時間稼ぎをしているのだと、コツを一くさり。タモリ先生からのアドバイスですよ。貴重な機会ですよこれは。
モー娘。は上下関係が厳しい」「道重の自分かわいいネタは客が引くんだ」などと、タモさんほとんど娘のスポークスマン化していた。
友だち紹介は藤本。ツンデレつながりかと思ったら、そういうわけではないようでした。


うむむ。単なる番組のサマリー紹介になってしまった。これなら書き起こしサイトを読まれた方が早いかもしれない。
しかしHUNGRY & ANGRYのような、カッコいいプロジェクトもやってるんだってことは、もっと広く知らしめたいところですな。露出量ではAKBに逆転され大差をつけられてしまったが、人材の豊かさと芸の引き出しではモー娘ファミリーがまだ一歩先を行っていると思う。
日清食品のCMでは『恋愛レボリューション21』が使われているし、なんかこう、「やっぱモー娘。ってすごかったよね」という再評価的な動きが出てきているような気もする。

道重の戦略


先週の話ですが、『めちゃイケ』に道重さゆみが出てきた。
最近、キャラクターの面白さが認知されてきて、あちこちの番組でよく見かけます。ぼくはこういう、セルフ・プロデュースのできる子が好き。たとえば小倉優子なんかにも昔から好感を持っていました。
あるグループのメンバーのひとりだけがバラエティ適性にすぐれているため、単独でテレビ出演のオファーをこなしまくる、というのは、とくに珍しくはありません。活動休止したウルフルズトータス松本なんかその典型だし、DAIGOもテレビに出ながらBREAKERZとしての活動もしています。古くはクールファイブの前川清もそうでした。ユースケ・サンタマリアも、そこに加えようと思えば加えられる(ミュージシャンとしての適性が少し疑問な人ではあるが)。女性の例が思いつかないな。YOUは売れたときすでにフェアチャイルドは解散寸前だったし……。えーと、誰かちょうどいい事例を思い出したら、この部分、書き足します。
しかし、モーニング娘。の現役メンバーが「私は日本一かわいい」などと言って人の神経を逆撫でするペルソナをつくり上げて登場するのは、初めてのケースでしょう。いや、現役メンバーに限らず、OBも含めて、戦略的にセルフ・プロデュースを企図し、しかもそれに成功しかけている子は類がないと思います。
もともとキャラのユニークさには定評があった道重ですが、中澤姐さんと『Mの黙示録』に出ていた頃は、おとなしい印象しかなかった(ぼくはね)。自分の持ち味を生かすにはどうしたらいいか、その後ずっと考えていたんでしょう。明石家さんまとの出会いも大きかったかもしれない。
「嫌われそうなことを、あえて言う」という路線は、誰かが突っ込んでくれて、かつそれに対する返しがうまくないと、ただの嫌味で高飛車な勘違い女になってしまいかねず、それなりにリスクもある。もともとの資質もあるのだろうけれど、努力もかなりしていると思う。
めちゃイケ』の幸子の部屋では、少々詰めの甘い部分も見せたが、かえって自分でキャラづくりを工夫していることがわかってよかったし、岡村の口撃にもめげずについて行けていた。いまや堂々としています。「ガッキーは6番目」とかの発言はなかなか冴えたセンスで、笑わせてくれました。

田中義剛の勘違い

『いいとも』のクイズコーナー「アゲワード・サゲワード」、19日のゲストは花畑牧場田中義剛杉浦太陽とともに登場。
このコーナーは、人から言われて凹んだワード、もしくは有頂天な心持ちになったワードを当てるという趣旨です。
田中義剛里田まいの発言をクイズに。正解を明かすにあたり、自慢話をひとくさり。
里田まいは1年間、牧場でみっちり修行させ、然るのちカントリー娘。へ入れ、デビューさせた。いわば自分は育ての親」
あいつを一人前にしたのはこの俺様よ、ってわけだ。
もちろん、間違いなくテレビ用に実際のところを叩いたり延ばしたりねじ曲げたりしている。それは理解しているつもりなんだが、義剛の言い方って、何かむかつくんだよな。
未成年を甘やかさず、牧場の仕事を通じて、お金を稼ぐ厳しさ難しさを教えたのはいいアイデアだった。その点は認めなくてはならないだろう。
しかし、音楽プロデューサーとしてはほとんど無力だったことも確かだと思う。
サゲワードの答えを、

「義剛さんに教わったのは動物のことだけ」

としていたが、里田はその場で思い浮かんだことを適当に言ってしまう癖があるようなので、本当にそう思っているのかどうかは定かではない。けれど、実際その通りだったんじゃないだろうか。音楽など芸能界での生き方については、おそらく義剛から学んだ記憶がひとつもなかったのだ。
早い話、扱いは牧場の従業員、それ以上でもそれ以下でもなかったということ。牧場での労働で辛抱の心は養えたかもしれないが、役に立ったとすれば、人間形成の下地を築く一助になったっていうだけで、べつにやらなきゃやらないで済む話でもあるんだよ。
義剛が「師匠への恩」を要求するのは、木更津のマクドナルドの店長が、保田に対して恩人面するようなものだと思う。
というより何より、育ての親などと声高に主張するつもりなら、“子ども”の悪口をネタにするな。

お知らせ、みたいな


自分の書いたモノを、少し検索しやすくしておくかと、誰もそこまで望んでないよという見本みたいなことを思い立ち、エントリーのカテゴリー分けをやり始めた。であるものの、過去ログもカテゴリーをつけようとすると、まあ、想像はしていたのですが、非常に面倒くさいとわかった。
過去ログについては、おいおいやっていきます。
あと、デザインについても試行錯誤中。すこぶる落ち着きのない状態になっておりますが、お色直しのあいだ、しばしご歓談ください。

転身


はてなのデザインを変更した。
昨日からの試行錯誤が、ようやく解決。デザインを変えても、前のCSSやヘッダの定義が残ってしまう問題は、「ヘッダ要素の余分な記述を手作業で一つひとつ削除する」という、当たり前といえば当たり前な方法で対処しました。
デザインはテンプレートのアーカイブから適当なのをチョイス。いやもう、はてな記法ガイドラインやらヘルプやらに首っ引きになってCSSをいじり、オリジナルのデザインをつくっていく気力はありません。
本文を左右揃えにする定義と、行間をやや空ける定義のみ加えてカスタマイズ終了。


おりょ。稲葉貴子が引退とのこと。
コリオグラファーも務まるほどダンスのスキルが高く、歌のうまさもピカイチな、地味だけど多才な人。だからなのか、便利に使われておわっちゃったような感じがあります。

私、稲葉貴子は今までこの芸能界で16年間活動してきましたが、一度自分自身を見つめ直し、違う角度からこの世界を見てみたいと思いました。

そこで、今まで培ってきた経験を生かしながら、11月からは所属事務所の関連会社で、サポートする側の立場となって歩んでいきます。

M-line Clubサイトより、一部引用)

いわゆる、裏方転向ですね。
「大人の女性になった元アイドル」の売り方に四苦八苦している感の強い事務所所属だっただけに、30代半ばで行き詰まってしまったのは避けにくいことだったでしょう。中澤姐さんとは違って、「元娘」の看板もありませんから(元OPDで元T&Cという経歴も、見ようによっては輝かしいものではあるんですがね)。
次の仕事がすでに決まっているのは、このご時世、恵まれているといえるかもしれません。これもある意味「芸は身を助ける」なのかも。

よくあるパターンの女


はてなダイアリーのデザイン、少々飽きてきたので、変更しようと思い立ちました。仕事がバタつき始めたときに限って、こういうことをやりたくなるのはなぜなんだろうな。
それはともかく、管理画面を開いたら、デザインテンプレートの選択がずいぶん簡単そうになっているのに(いまごろ)気が付きました。以前は、「はてな調」とでもいうべき、独特の傾向がどのテンプレートにもあったように覚えていますが、一覧を見ると、洗練されたデザインが増えてきているようです。
ところがどっこい。実はいまご覧いただいているデザインは、もともとは、どれか忘れましたが、はてなのテーマをベースにしつつ、スタイルシートをぐちゃぐちゃに編集しているんですね。背景にしているカトラリーの画像も、自分で探してきたフリー素材です。
こいつが、すごい邪魔をするわけです。「かんたん設定」で新しいテーマを選び、「この内容で変更する」をクリックする。さあ、変わったかなと表示を確認すると、レイアウトが、跡形もないくらい崩れてる。ぼくの編集したスタイルシートが有効になっちゃってるままだからです。
どうしても直りません。ぼくの貧弱なスキルでは、これ以上の対応は無理と悟り、結局、もとに戻しました。
はてなは難しいなあ。なんでスタイルシートが変更されず、新しいテーマにも反映されてしまうのか、教えてエロい人。まあヘルプのどこかに書いてあるんでしょうが、どこを見ていいのかすらわからないので、いまは諦めモードです。


鴻上尚史と里田まいのサンデーオトナラボポッドキャスティング
先々週の回ですかね。里田の発言。

「私、よくあるパターンの女だったんですよ」

鴻上さんにも大ウケしていたが、この言い方、おもしろいねえ。エッジが効いているとか鋭いとかではないんですが、事象ではなく人間を「よくあるパターン」で括る視点が愉快です。
よくあるパターンでできている女。キャラクターの像がパタパタパタっと頭の中で組み上がる気がする。
どんな子ども時代だったか。学生時代は。社会に出てからは。いろんな「よくあるパターン」のエピソードを与えてやれば、芝居の登場人物がいっちょ上がりって感じですね。