ぎらぎら・ふぉとぐらふぁー

「Photograph」と聞くと、リンゴ・スターの大ヒット曲を思い出す世代ですよどうせワタシは。
いやしかし、保田はまさかフォトグラファーに転身する気じゃないだろうな。
でも、本気でやってみるんだったら、それもいいかも、と、ちょっと思ったりもする。
保田のカメラ好きは以前から(保田ファンには)よく知られていることだし、どんな写真を撮るんだろうという興味はずっとあったんで、ブログでちろっと公開してくれたときは、どうということのない風景写真だったにもかかわらず、「おー」なんて、軽くだが感激した。空が背景の桜をモチーフにした何気ない街の写真だったけど、電線が写らないように撮ってたりして、いちおう考えてるんだなって感心したりも。
いまの状況じゃ、金輪際CDを出す機会はなさそうだから、何かを表現するとしたら「歌う」こと以外の道へ進むしかない。芝居はその一つだろうし、作詞・作曲をやってみたりというのも、彼女なりに可能性を探っているんだと思うよ。
もちろん、CDを出さなくても歌手としての活動はできるので、歌を忘れたカナリアにならないよう、そこも頑張ってほしいのだが。売れなきゃ音楽をやれない法律なんかないんだから。場所はいくらでもあるだろう。都内だけでライブハウス何軒あると思ってんだ。
一人じゃ難しいというなら、バンド組んだっていいじゃないか。
でも、写真を本格的にやってもおもしろいんじゃないかという気がするんだよね。モデル兼フォトグラファーなら、何人かいるし、元ミス・ユニバース日本代表の写真家もいるが、アイドル歌手出身のフォトグラファーは、たぶんまだいないと思う(趣味がカメラというアイドルなら他にもいるから、予備軍に先んじて第1号を名乗るならいまのうちだ)。
アーティスト写真専門のカメラマンだったら、仕事もやりやすいだろう。なんせ自分もアーティストなんだから被写体の気持ちを理解した写真が撮れるはず。
そんな二足の草鞋なら、どんどん履けばいい。