その日はまもなく、かも

保田が曲づくりのテーマを募集。
コメント欄には「バラードがいい」という意見が多いが、バラードは形式であってテーマではないよな……(笑)。
もっとも、いいアイデアが浮かばないとき、とりあえずアイデアを入れる「容れ物」からつくってみるというのも手ではあります。保田とバラードという組み合わせは「いかにも」過ぎて、ちょっとつまらないとぼくは考えてますが、最初の一曲は、何でもいいから自分の歌いやすい曲、つくりやすい曲で構わないんではないでしょうかね。
しかし「私には、どんな歌が求められているんだろう」というマーケティング的な発想からアプローチするのは、顧客満足を第一に考える保田らしいというか何というか。
アートって、人の意見より、自分が何をしたいかを見つめた方が、結局はいいものができる気がします。
遠い昔、ぼくも自作曲に挑戦したりしたものですが、いかんせん、自分の弾けるコードが限られていたんで、その制約は極めて大きかった。G-C-G-D7とか、C-Am-F-G7とか、そんな陳腐なコード進行のものばかりで、自分がイメージしている「曲づくり」とはかけ離れていた。
自分の内部にあるものを取り出し、磨こうと思ったら、その技術がなきゃいかんのです。
その点、鍵盤楽器の訓練を受けている保田は、取り出すための技術に関しては問題ないでしょう。
あとは根気よく自分の中に潜んでいるものを探す「やる気」の問題ですが、該当のブログの写真には、ピアノの上に買ったばかりのICレコーダーが乗っているのが確認できるので、いろんなモチーフを思いつくまま録っているか、それがまとまってきて形になりつつあるかっていう段階でしょうか。以前から曲づくりをしているようなことを伺わせる記述もありますし、少なくとも、まったくのゼロスタート、さあ曲つくるかといって初めて鍵盤に指を置いたという状況ではないと思います。
案外、近々「できました」という発表があるかもしれませんね。