仕掛けるヘキサゴン

先週の話題で恐縮です。
今月初頭に代々木の体育館で行われたライブ映像を絡めた、イレギュラーな形式になっていた前回の『ヘキサゴン』。
ライブの模様はCS放送で12月に2時間たっぷり放送されるとのことですが、『ヘキサゴン』でのダイジェストだけでごちそうさまですわ。歌唱力を期待して聞くライブではないことはわかっているし、音程が不安定な歌はダメだと決めつける気もありませんが、いささか耐えられる限界を超えているようです(笑)。
ただ、現役ミュージシャンでもある、つるの剛士はさすがですね。あと、上地雄輔のつくった『ひまわり』の詞が、思いの外まともだったのでびっくりしました。よく読むと意味不明なフレーズがあったり、言葉の新しさみたいな魅力には欠けるものの、ファンに感謝を伝えようとしている思いはくみ取れます。
里田の『初めてのハッピーバースディ!』は一部分しか流されなかったけれど、だいぶ緊張している感じの声だったように聞こえました。ライブはお手のものだろうに……でもないのか。カントリー娘。としてのライブツアーは1度だけしか経験していないし、ハロプロの全体コンサートでは、ひとりでフルコーラス歌う場面がないですもんね。
それはそうと、聞くところによると、羞恥心の新曲は、里田のフィーチャーされたクリスマス向けCDが3万枚売れないと発売中止とか。おお、これは我々にとってはどこか懐かしくもある試練の与え方ですな。10年ほど前、5万枚売れないとデビューできなかった女性グループがありましたっけ。
どちらかというと、3万枚売るのに失敗したほうが、そのあとのストーリーを面白く膨らませられそう。もちろん、しっかり売って、大晦日の紅白への景気づけにするのもいいけれど。