在宅組にも試合見せてよ

ん。なんだなんだ。わがままなくせに結論を出せない担当者のお守りをしつつやっとこさパンフレットの下版にこぎ着けたり、ひとには急がせるくせに自分はたっぷり時間を使うADに振り回されたり、タイミングが悪くて新規を引き受けられず落ち込んでいたら別の新規が入ってきてツイているなあと喜んだところ、スケジュール管理のできない営業が担当であることを知って青ざめたり、酒を飲み過ぎて都合4時間ほどの記憶をきれいさっぱりなくし「あの間にとんでもない悪さをしでかしたんじゃないだろうな」と怯えたり、クルマに荷物を積もうとして持病の腰痛を再発させたりしているうちに、ガッタスが試合やってるじゃないか。
一日目はアディダス、BUONE CONDIZIONI、資生堂と戦い、二日目は資生堂のほかホテルニューオータニシティリビングという新規参入チームとリーグ戦。シティリビングっていうのは産経新聞のフリーペーパーの関係者でしょうか。
結果だけ見ると、是永・菅原が得点源であるとともに、他のメンバーもまんべんなくゴールできている。練習、ちゃんとやってるんだなってことが想像できて、今後が楽しみです。
吉澤は復調してきたんでしょうか。ひと頃はトラップすらまともにできないくらい状態が悪かっただけに、これがいちばんの明るい材料かもしれない。石川も去年あたりまでこの調子だとユニホーム脱いじゃうんじゃないかと心配していましたが、続けていてくれてなによりです。
アディダスやブオネにはあいかわらず勝てないけれど、ガッタスの遠藤ヤット・柴田がいれば、是永が徹底マークで潰されても、もう少し何とかなったかもしれません。
強いチームに善戦するかわりに弱いチームにも接戦を演じてしまうのが、スフィア末期から脱退直後にかけてのガッタスでしたが、強いチームに善戦しながら勝てないのは変化なくても、新参チームには大量得点で一蹴することができるようになり、とりあえず新人の加入が奏功している感じです。オリジナルメンバーの仕事環境の変化も要因として大きいかも。柴田を除けば皆ソロになっただけでなく、音楽ガッタスの活動を通して共有する時間が増えたりしたのが、いままでにない意識の強化につながった可能性はある……かどうかわからないけど、ないとも言い切れないんじゃないかな。
それと、現在の形での試合数、対戦相手や対戦形式などが彼女たちにちょうどいいという点もあるだろうし、目的意識やモチベーションを保ちやすいのかもしれない。ネットの掲示板で「ガッタスオワタ」などと書き込みするやつが絶えないのは、「次は何をどうする」というのが多少見えにくいため、存続を不安視してしまうからでしょうけれど、ガッタスのやる気が失せていない以上、おそらく彼女たちの間では将来目標が明確になってるはず。なかなか結果がついてこないにもかかわらず、毎回積極的に参加してくる資生堂のようなチームの存在もありがたい。対戦相手が一生懸命フットサルに取り組んでいるのに、ガッタスがいま辞めるわけにはいかんでしょうよ。
一つ困っているのは、ぼくのような在宅サポーターにとっては、なにがどうなっているのやらさっぱりなくらい情報が薄く、はっきりいって、ガッタス熱がどんどん冷めていく状態にあるところ。どうにかしてほしいですよね、この点だけは。テレビは無理でも、ネットでオンデマンド中継とか考えてもらえないでしょうか。DVDで『Sals』の付録につけるとか、試合が見たいよ試合が(だったら会場に行けよ)。