ニュースというほど新しい話題じゃないが

しばらく野暮用で忙しく、保田をはじめとするハロプロの“推しメン”の動向チェックがままなりませんでした。いま何が起こっているのかさっぱりわかりません。
そんな島流し状態ではあっても、耳に入ってくるニュースはいくつかあります。


小川麻琴の現場復帰
どんな場合にもいえることでしょうけれど、留学経験を生かすにしろ、そうでないにしろ、これからが大事ですよね。
休むことを許してくれたのみならず、戻ってきたときの居場所も確保しておいてくれた事務所に感謝しなくては。
それで、彼女は今後どうしたいのかな。娘。時代の彼女を熱心に追っていたわけではないので、「ダンスの上手な子」くらいの印象しかなく、何をやりたい人なのか、よく知りません。ただ、『ハロモニ』のコントでたまたま見かけた、出オチみたいなバカバカしいキャラクターを思い切い弾けて演じていた様子はよく覚えています。真面目なんでしょうね。そういう部分には好感を持っていました。留学も、真面目に自分の現状とか将来とかを考えた末なのでしょう。「ジャ」の付く事務所の男性人気アイドルの誰かと違って、本当にしっかり英語を身につけてきたみたいですし。
外へ向かう明るさがあるのも好材料。使いようによってはハロプロの枠を飛び出して伸びる子なんじゃないかな。漠然とですが、そう思います。


後藤真希の移籍
移籍した直後、さっそくAVEXの株主限定ライブに出演したそうです。
もちろん新天地でのデビューはまだ先ですから、持ち歌もない状態。ホイットニー・ヒューストンの「Saving All My Love For You」をカバーしたとか。ちなみにこの曲の作者はマイケル・マッサーとジェリー・ゴフィンのコンビです。マッサーはダイアナ・ロスディオンヌ・ワーウィックなどに曲を提供してきた人。若い頃は金融マンだったという変わり種です。ゴフィンは言わずと知れたキャロル・キングの元旦那でソングライティングのパートナー。グランドファンクの『ロコモーション』とかもキング/ゴフィンの黄金コンビよ。
それはどうでもいいけど、とりあえず後藤が歌手活動に復帰できたのはよかった。馬鹿な弟のおかげで必要のない辛酸をなめる羽目になりましたが、心機一転、かがんばってもらいたいものです。
経緯が経緯だけに、新しい事務所はハロプロ時代のイメージからガラッと変えようとするでしょう。痛々しかったセクシー路線からようやく解放される……かと思ったけれど、オフィシャルサイトのトップページを見ると、ちょいと心配になるね。やっぱりそっち方向かぁ。違う気がするんだけどなあ。でもエイベックスのトーン&マナーからすると、こうなっちゃうんだろうなあ。


■中澤姐さん、35歳に

デビュー当時の写真を見ると、少女のようだ。姉御キャラになっちゃったから、ことさらに年齢を強調されたけれど、顔立ちは若々しいんだよね、意外と。
わざとやっているのか、刺々しさを出したバラエティの喋りは実はあまり好きではないのですが、歌っているときのハイトーン・ボイスは、ちょっとだけオリビア・ニュートン・ジョンを思わせる可愛らしさで、けっこう気に入っています。これからも歌い続けてほしい人だと思う。一度ライブへ行ってみたいんだけどね。なかなか機会に恵まれないというか、勇気がないというか。