空耳カントリー

最近、ラジオとか、コンビニのBGMとかで『恋がステキな季節』かと一瞬、勘違いしてしまう曲を、たまに耳にするんですが、あれは誰の曲だろう。メロディを聞くたび、頭の中で「ああ、『恋がステキな季節』がかかっている」と反応するのは、ぼくも立派なハロプロ脳の持ち主ということか。でも、すぐ真人間の自分を取り戻して、「な、わけねえよなあ」と、多重人格ツッコミみたいなことを、毎回しています。


こないだの『踊るさんま御殿』で、杉浦太陽が「もうすぐ生まれるので、名前を考えている」といったトークを披露していました。自分と奥さんの両方の名前に由来する命名をしたいとの希望を述べるときの気合いの入り方が半端じゃなかったので、あーこれは風変わりな読みの名前にするパターンかもなーという予感はしていたのですよね。
「希空」と書いて「のあ」。
読みにくいけれど、訓読みの音が入っているので、当て字とは決めつけがたい。
希望、天空という、非常に大きな広がりのある単語のミックスでもあり、意味合いがポジティブで説明しやすい。少なくとも、将来、子どもが親を恨むようなことにはなりにくいのではないか。
旧約聖書に出てくる、方舟のノア(Noah)にも通じる。
総合的に、確かに風変わりではあるものの、わが子の末永い幸福を願う、親の気持ちがよく出ている、いい名前といってよさそう。
ただ、字面だけ見ると、坊さんの法名みたいなんだよな。ちょっと女の子っぽい感じが薄いのが、惜しいといえば惜しい点かもしれません。