ファイナルのガッタス その2(ほか)
保田圭さん、誕生日おめでとうございます。
今後のいっそうのご活躍をお祈り申し上げます。
ゲキサカ『みうなノート』からの一部引用。
だけど、唯一得られなかったものがあるとしたら、それは決勝戦のPKに詰まっていたものだと思います。
前後の文脈から、これはフットサル以外のこと、つまり本業の芸能活動について、暗に述べているのだと判ります。
こういうことをスッと書ける文章力の持ち主だったか。芸能生活3年半の歩みをフットサルに絡めて総括した、見事な一文。誰もが頂点に立てるわけではない厳しい世界で、花咲くことを諦めた女の子の言葉だと思うと哀しく寂しいけれど、湿っぽさを感じさせないところが救いになっています。
あさみも『スピリッツ・オブ・ガッタス』のなかで、「フットサルはがんばっただけの結果がはっきり出る」が、「芸能の世界は、がんばったら必ず上に行けるというわけではない」と語っていた。苦悩のニュアンスを含んだ発言だったので、その一節は初めて読んだとき強く印象に残ったのでした。
スフィア・ファイナルにおけるガッタスの素人インプレッションのつづきです。
今回はファンタジスタ戦。
- ファンタのパスは速くてダイナミック。1タッチでどんどん回していく。
- ガッタスは高めからプレスしなかったのではなく、できなかったのだと気づく。
- 前半、是永からの高速パスに慌てた藤本がフリーでミスショット。「柳澤のQBK*1かよ」と、思わずテレビ画面に突っ込む。
- そういえば是永は終始明るい笑顔。チームメートと積極的にコミュニケートして連携の確認をしているし、PKも1番手。この子も強くなったなあ。もうメンバーを愛称で呼べないなどということはないだろう。
- 前半の半ば過ぎ、藤本の惜しいシュートが立て続けに2本。いずれもセットプレーから。1本目は、ファンタの守備がサイドへ引っ張られた感じになり、藤本の前ががら空きに。あれは決めなきゃいけません。2本目は遠めからループ気味に放った、ファンタにとっては不意打ちのシュート。
- 藤本は前回大会でも、ゴールマウスの上隅に向かう、高い軌道を描くシュートを打っている。どうやら狙っているらしい。
- 後半はいきなりファンタのペース。パス回しにまったくついていけず、防戦一方に。
- ファンタで顔が判るのは青谷優衣だけだ。あとは名前さえよく知らん。
- 14番ってあんなにうまかったっけ?
- 藤本と是永が入ると、ようやく落ち着く。
- 藤本は簡単に抜かれず、抜かれても執拗にチェイスして外へ追い込んでいく。
- 藤本のことばかり書いているが、いい出来なんだからしょうがない。
- 柴田、石川もいいタイミングでスペースへ入ってくるが、活かせず。ダイレクトでシュートを打ちたいな。
- そういえば、PKでのGKは、まだヤマをかけて横に飛ぶ人が誰もいないね。