ファイナルのガッタス その1

南葛戦のガッタスを見直す。気づいた点(もちろん素人のデタラメな感想にすぎませんが)をランダムに列挙してみます。

  • この試合では、守備的というほど引いた態勢ではなかった。
  • 高めからチェックへ行くときは行く。
  • マイボールになれば押し上げ、相手ボールになったらすばやく戻る。
  • 最終ラインは必ず1枚余る。里田がボールに行ったら、その背後のスペースを誰かが埋めるような形。
  • しかしファー側に走り込んでくる相手に対するケアができているのかいないのか、あれでいいのかもしれないが、あまりフリーにしないほうがいいんじゃないのか。パスが通ったら絶体絶命な場面が何度かあった。
  • それも含めて、ゴールチャンスをつくっていたのは明らかに南葛。前大会までの、守備ゆるゆるガッタスだったら2失点くらいしていたかもしれない。南葛はチームづくりが比較的遅れている印象のあるチームだったが、ずいぶんよくなった。来季はうるさい存在になりそう。
  • KONANはかっこいい。
  • 阪本麻美かわいい。
  • 松本さゆき顔コワイ。
  • ガッタスの攻めはほとんど個人技頼り。連携で崩す場面はほとんど皆無。
  • というより、シュートエリアへ持ち込むのも四苦八苦。
  • 一ついいプレーを思い出した。コーナーキックの場面、あさみがくるくる動き回って藤本とポジションを入れ替わるサインプレーみたいなやつ。あれって高度なのかな? 高度ですよね? よくわからんが、高度なプレーと言っておく。結局は決まらなかったが、藤本はフリーになっていた。 
  • あさみの右サイド突破は厳しく警戒されている。そこで中へ絞ったり左サイド側に移動したり工夫していたようだが、有効なパスが出てこない。
  • 里田の走り方は忍者みたい。
  • 藤本はうまい。こいつ、絶対こっそり自主練習していると思うわ。
  • 藤本のみならず、一対一はいまや全員が自信をもっている。ボールキープの技術だけなら、レベルはかなり高水準といえる。
  • 辻、前回とは別人のような落ち着きのあるセービング。ロングスローが何度か反則を取られた以外はノーミス。
  • 最後に勝負を分けたのは気持ちの差。緊張感の高まるPK戦へなだれ込んでも、ガッタスはプレッシャーのかかる状況を楽しんでいたが、南葛は蹴る順番を間違えたり、どこか浮き足立っていた。


たぶん、つづく。