先週の虎の門

先週の話になりますが、テレビ朝日の深夜番組『虎の門』を見ていたら、保田がひょこっと出てきたので驚いた。出演することをまったく知らなかったんですよ。
虎の門』は生放送で、しかも初対面の芸人と絡まなければならないプレッシャー。「緊張でお腹が痛い」と言っていましたが、実際、やや顔が引きつってました。
ゲームは、まずゲストが自分のとっておきのエピソードを30秒以内で披露。それを芸人が求められたオーダーに応じて脚色し、制限時間通りに喋る、一種の即興漫談といえばいいのかな。
保田がチームを組んだのはチュートリアルの徳井。保田の話が20秒ほどで終わってしまい、それをどう膨らませるか芸人の腕の見せ所にかかってきて、ぼくは徳井の話芸は細かい笑いの入れ方や絶妙な具合の破綻がおもしろいと思ったのですが、審査員の判定は惜しくも1回戦負け。
そしてぼく自身も、そこで疲れに負け。テレビを消して寝ました。慢性的な疲労が体の芯までこびりついているので、最近は粘りが効きません。深夜2時過ぎまで起きていると頭が痛くなってくるのです。
そういえば、保田がソロになっての初仕事がこの『虎の門』のゲストMCじゃなかったっけな。あのときの緊張ぶりもそうとうなものでたが。
虎の門』は、場の空気が楽しめない出演者にはキツい企画内容だったりするので、不慣れな保田にはちょっとかわいそうだったかもしれないが、別に笑いを求められる立場ではないし、たまたまだったにせよ、徳井のおもしろさはそれなりに引き出せていた。だからまあ、もうちょいリラックスできないものかなあと思います。見ているこっちまで心臓が早鐘を打ち始め、生唾がこみ上げてきてしまう。