ハワイの風はどっち向きですか

アロハー。と、日本にいるまま言ってみる。
ハワイでのガッタスについての情報は、ツアー参加者の現地レポートが頼りです。インターネットという道具は本当にありがたいな。
戦績は芳しくなかったようですが、腕試しですから。スポンサーは喜んでいた様子ですし、ガッタスもファンも「行ってよかった」のではないでしょうか。
ちなみに、ガッタスが対戦したチーム名をネットで検索してみました。物好きだなあ。ヒマなのかよ。いやー、息抜きです息抜き。
トーナメント初戦で対戦した「coltirec」は、千葉県レディースリーグに所属しているチームのようですね。ティファールカップの県予選にも名前が見られます。そのほかにもいろいろな大会に参加していて、実績はそうとうありそうです。
順位決定戦で当たった「MTS」はわかりません。唯一ガッタスが勝てた相手だから実力のほどを知りたいものですけど、検索に引っ掛かったのは男性のチームなんですよね。それのレディースチームなのかな。
「FUT MESSE LADIES」は、京都や兵庫県の大会に参加した経歴がある様子。それ以上のことは調べられませんでした。


そりゃそうと、ガッタスは最近になってディフェンスの練習に取り組み始めたらしいですが、いささか驚きましたねえ。
いままでやってなかったんか……。
道理で初心者チーム相手にもあっけなく失点してしまうわけだわ。攻撃偏重なのはチームの方針なのかと思っていたら、それもあえてそうしているというよりは、たとえば練習時間が足りないとか、物理的な制約でやむをえずなファクターが大きかったみたいでもある。なんだそういうことでしたかという感じですけれども、逆に考えれば、守備のイロハもろくに知らずに勝っていたというのはある意味すごい。もちろん、いくつかの約束事は決めていたと思いますが、ごく大枠的なものでしかなかったんだろうね。というより、「枠」がなかったのか。枠がないなかで、個々が単体で守備をしていたということなのかな。
いわれてみれば、ゴール前で左右に振ってフィニッシャーをフリーにする、フットサルではセオリー中のセオリーの仕掛けにあっけなく崩され失点してしまったりすることがあったよなあ。
守備の動きの質を高め、やらなくてもいい点は与えないチームにしていくのが重要なのはわかります。でもガッタスの場合、攻撃時のフィニッシュの精度や、ゴールチャンスを演出するに至るまでの工夫といったポイントにも課題がありそうに思うんですけれどどうなんでしょう。
まあ、欲張らないほうがいいか。
とにかく、ハワイで気分転換してくれていることを望む。で、スフィアリーグのファイナルではすっきり勝ってくれたらと思います。