埋め草更新

ワールドカップに夢中で、はてなダイアリーを放置していました。太陽系の最外周の軌道で公転しているんじゃないかというくらい人の来ない辺境のブログから脱皮できないのは、書いている内容がつまらないという以上に、更新が怠惰だからなのは確実でしょうね。


極論かもしれませんが、世界レベルの戦いになると、凡戦というのはないね。技術が高いと、守備的なサッカーでもおもしろいや。
日本がそこにいないというのはすごく残念だけど、予選ラウンドから先のステージへ進むには、足りないモノがいっぱいありすぎると思う。守備戦術だけでもダメ、タレントが豊富なだけでもダメ、自主性にまかせすぎてもダメ。モチベーションのコントロールや、コンディション管理や、練習試合のスケジュールやマッチメイクなど、組織的なバックアップで「従わせる」ことも必要なんだと今回でわかったわけです。ワールドカップに出るごとに、一つひとつ大切なことを学んできている。不幸にして日本は「世界レベルの真剣勝負」を知る場がワールドカップしかないので、本番が学習の機会にならざるをえない。それはもうしょうがないんだから、しょうがないんですよ。毎回毎回「あー準備不足だったな」と後悔しながら進んでいく以外に道はないのです。
そういう意味では、オシムが監督になってくれるとしたらありがたい。熟練の指揮官だから、試行錯誤のプロセスを、ちょっとでもショートカットしてくれるんじゃないかと思います。