そーゆー事情ですか

エンゼル・ハート」を構成するきゃぴきゃぴの集団に放り込まれた矢口真里は、明らかに異質。ドラマのキャリアは少なく、演技力も他の若手アイドルたちと大差ないが、おそらくこのメンバーのなかで唯一、ふだんあまりテレビに親しんでないおっさんにも見分けのつく芸能人でもあり、その意味でも存在が浮いている。
妙な配役だなーと首をひねっていたら、第4回の放送で、やっと納得した。そーゆー事情ですか。
それにしても、ありふれたパターンにのっとった、わかりやすいストーリーだな。異文化から迷い込んだ者、もしくは何らかの生理的な理由で常識から解放されている自由人(早く言えばアホ)が、現代社会の歪みを批判するというスタイルは、しかし、ありふれたパターンであるだけに骨格が安定していますよね。毎回の結末も予定調和でしかないけど、それ以外の展開になりようがないだろうという気持ちで見ているから、とくに不満も湧きません。
ぼくは独創的・実験的な作品より、そういった「ありふれたパターンを使いながら、話を面白くする」テクニックに興味があるので、『ギャルサー』けっこう楽しんでますよ。


ガッタス対十条FCの動画をYouTubなんちゃらでごにょごにょしました。ありがとう。
実力差は明らかですが、案外健闘していたとも言える。パスがまったくつながらず、さぞストレスの溜まる試合だったろうと思いますが、集中を切らさず、里田を中心によく守った。都リーグ所属のチーム相手に4失点なら、合格じゃないですか。
とくに藤本の運動量は目を引いた。抜かれかけても執拗に追ってディレイさせ、ときにはボールを奪い、またパスカットもしてみせていました。
そういえば、明日はもうスフィアリーグの第4回大会なんだな。会場に駆けつける予定はないのはいつものごとしなのでいいんですけど、今回はテレビでの放送日もたぶん仕事で観られそうもないのが悲しい。代理店が「早く校正を出したい」というからしょうがない。少し時間をもらったと聞いていたのに話が違うじゃんと思ったけど、連休をまるまる潰してくれたいわくのある仕事だからこっちも早く手離れしたい。弱味を見せたくない意地もあるしね。平気な顔を装って「わかりました」と言って帰ってきた。
意地といえば、前回出場機会のなかった柴田が今回の気になる選手。頑張ってほしいです。