動画配信は2月15日からだそうです

GyaOで配信されるというカレッツァガッタス戦のビデオは、2月中旬からだそうで。なんだ。すぐに見られるのかと思っていた。
まあしかし、質の高い好ゲームだったようですな。
前半に築いたリードを後半で追いつかれ、PK戦で負ける…という展開は、昨季のUEFAチャンピオンズ・リーグの決勝、ACミランリバプールと同じじゃないか。そのときのリバプールのゴールを守ったデュディク同様、珍妙なダンスを演じるGKが、カレッツァにいるというのも類似点といえよう。まあ、「それがどーした」的意味のない比較ですけどね。
それはともかく、スポニチのウェブサイトがこのGyaOカップの結果を「芸能」ではなく「サッカー」のトピックとして扱ってくれていたのが、ちょっと嬉しい。


昨年末のスフィアリーグ1stステージの録画放送で、ガッタスの2試合をもう1回見てみました。
試合としては初戦の、四谷とのゲームのほうがおもしろかった。これは四谷の個の技術の高さによるものと思います。
準決勝で当たった浅井は、マッキーと山口百恵以外はまるでアメリカンフットボールのオフェンスガードのごとく、ガッタスをがつがつ体で止めにいく担当。それを上手くあしらえればガッタスのペースで試合を進められたかもしれませんが、えげつない当たりに平常心を失ったのか、浅井のスタイルにつきあってしまった感があります。見てる側も苛々するくらいだから、プレイしている吉澤はかなりカッカきてたんじゃないですか。PK戦での失敗はそのせいでしょう。
あと、テレビ観戦での見え方だから断言はできませんが、浅井が同点に追いついた際のキックインは、キッカーの軸足がラインを踏み越えてピッチ内に入っていたんじゃないかと思う。
などと、過ぎたことをいつまでもぐちゃぐちゃ言ってても始まらないので、文句はこれくらいにしておきます。それに、ガッタスもかつては浅井に近い肉弾戦をお家芸にしていたわけだから(笑)。


そんなガッタスも、澤穂希をびっくりさせるほど上手くなりましたが、成長度を量る具体的な物差しになるのは、いうまでもなく次のエキジビション・マッチ、十条FCレディースとのゲームでしょう。気の早い話ですけど、楽しみですね。
ひとつ思うのは、エキジビションと書こうとするたびに「エキシビジョン」「エキビジション」など、さまざまなパターンで誤記してしまう癖が30年治らない自分の情けなさです。バカではないのか。