スフィアリーグ第1戦

結局、ガッタスリバプールを交互にザッピングしながら見るという落ち着きのないスタイルに。だって両方見たかったんだもん。


各チームのレベルが向上し、強いチームも簡単には自分たちのよさを出させてもらえない傾向がますます強まっている感があります。
そのなかでガッタスは、相手に研究されてもいるんだろうけれども、なんとなく動きが悪く、連携もとれてない印象。準決勝は集中力を欠いたようなパスミスも散見され、どうもいつものガッタスらしくなかったです。
ASAIには夏のお台場でも痛い目に遭わされてますよね。でもしっかり対策して、そのあとはいちども負けなかった。あのチームは後方からのクロスを山口百恵に合わせるだけの戦術じゃん。それさえ抑えればというのはガッタスもわかってたはずですが、あのバックヘッドは完璧に意表をつかれた。
まあ、しょうがない。負けは負けです。
試合後、控え室へ引き上げていくメンバーをカメラがとらえていた。涙ぐんでいるのは紺野くらいで、意外に表情は平静。モチベーションが全開になる前に負けてしまったので、悔しがる気分にもなれないってところでしょうか。


しかし、点が入らないリーグですなあ。各チームの技術が向上し、守備のポジショニングもよくなってるから、ある程度そうなるのは避けられないのでしょうけど、焦ってムリめなシュートを打ったりしてます。シュートコースがないときはパスを選択できるような落ち着きがほしい気がしますね。。
ただ、楽しみなチーム、楽しみな選手もいろいろ目にとまりました。
ザナドゥに長身の選手がいるけど(大林ではなくて)、彼女うまいですねえ! リバプールのクローチが、でかいだけでなくて意外に足技があることをトヨタカップで披露していましたが、それ以上の衝撃でした。
また優勝したカレッツァはチームとして進化してた。もう小島ひとりが頼りのチームではないですね。準決勝戦で得点を決めた長谷川の、裏へ飛び出す反応の早さとシュートのうまさには驚かされました。