スフィアリーグに期待すること

遅ればせながら、ガッタスの「第2回すかいらーくグループカップ」優勝には心からおめでとうと申し上げたい。
すべての大会で準優勝以上という成績の安定ぶりはたいしたもの。チャクチャクやヤングマガジンなど、ライバルも激しく追い上げてきてはいるが、ガッタスの地力の優位さはまだ揺るがない。しかも今回は無失点。下位のチームに対して、わりとあっけなく先制点を許してしまったりする守備の甘さという欠点も、ついに克服したと考えていいですか。
しかしスフィアリーグ立ち上げについては、いよいよ来たなという期待する思いがある一方、“sphere”というネーミングにどのような意図が込められているのかなあ、なんてことも気になったりしちゃうのです。「球体」「天体」「領域」でしょ。囲い込んだというか、完結したイメージがあるじゃないですか。ぼくは芸能人のリーグだけで自己完結しないでほしいと思っていたので、このリーグ名を聞いた瞬間「やはり一般の大会には参加しにくい、参加できないという事情があって、芸能人は芸能人だけでやっていく意思の表明だったりするのかも」などと考えたりもしたのでした。
まあ、わかんないけどね、今後どうなるか。ローカルであってもいいから一般の大会に出られる道をつくってあげてほしいですけどね。リーグ優勝チームには出場枠を1つあげるとか。どんな形でもいいから、さらに上の世界を体験するチャンスは与えてあげてほしい。じゃなかったら、スフィアリーグに一般のチームを招待したっていいわけじゃん、コパ・アメリカみたいに。日本も1回出たよね。
ネーミングについてもうちょっと深読みすると、「Sals People Here」の略でSPHEREです、的な意味づけもされているかもしれないな。フットサル人ここにあり。いくつかの単語の頭文字を組み合わせる手法はネーミングの仕事でよく使うんです。どーでもいいか、こんなこと。とにかく始まった、さらに一歩進んだということを喜ぼう。
なんにしろ、年間を通しておこなわれるリーグ戦が始まるのであれば、ぼくもいいかげん在宅サポーターを卒業したいなあと思う今日この頃であります。