ネット配信の時代がきちゃいますよ

この秋から、矢口は「いいとも!」のレギュラーになるんじゃないかと密かに予測していたですが、外れてしまいました。とはいえ、一時期の“出演ラッシュ”状態に比べるとだいぶ落ち着いたものの、あいかわらずあちこちのチャンネルで矢口の顔を見ます。14日の『ぐるナイ』にも出ていて、何だか知らないけど服のままざぶざぶ海に入ってました。
保田もけっこう頑張ってますね。なぜか関西ローカルの番組からよくお座敷がかかるみたいですが、レギュラーもキープしてるし、まことにけっこう。テレビの仕事に関しては、ほぼ心配がいらないくらい順調といってもいいのではないでしょうか。
しかし歌に関しては、どうなるのかな。ハロプロという枠組のなかでのビジネス戦略上、ほとんど歌手として扱われてないもんね。セールスが計算できないという営業的は判断があるに違いないことは想像できるが、これからネットでの音楽配信がいっそうさかんになり、製造コストや流通コストをかけない販売が中心になってくるとすると、だいぶ音楽産業をとりまく状況が変わるはずなんだけどね。在庫のリスクもなくなるから、さほど話題にならないミュージシャンであっても作品をつくりやすくなると思う。
アップフロントMaxMuseですでにネット配信に取り組んでますが、現状ではCDショップ経由で売るのと、さほどスタンス的に変わりがない感じ。ふつうCDショップでは売り場の隅に追いやられたり、入荷さえしないような作品も、ネットなら並べておけるメリットを活かした営業戦略が出てくるかどうかですね。
まあ、CDで売れないものが、ネット配信で急に売れたりはしないだろうけど。ただ、ネット配信のほうがローコストであるぶん利益効率が高いから、いままで「ペイしない」という理由でCDを出してもらえなかったミュージシャンも、ネットなら……というふうになっていくんじゃないのかなあ。
保田、その線でひとつイケルんじゃないの。