いかす歌姫

ははあ、後浦なつみ＋石川梨華＝DEF.DIVAときましたか。
今年も紅白を意識したスペシャルユニットのシーズンが到来したわけですね。
「DIVA」は歌姫とすぐわかったけど、「DEF」ってなんだろう。デフと聞いてぼくが即座に連想するのはディファレンシャル・ギアですが、自動車整備士のユニットじゃあるまいし、まさかなあと思って辞書を引いてみたら、「いかす」とか「かっこいい」という意味らしいです。黒人のスラングで、deathがなまったもの、と解説してあった。
しかしこの４人って、考えてみると、かなり強烈な組み合わせだな。どんな歌を歌うんだろう。聞きたいけど、聞いてがっかりするのは嫌だなー。

最近はいちいち感想を書かなくなっていた『やぐちひとり』、べつに番組に飽きたわけじゃなくて、熱心に毎週欠かさず見ているわけですけれども。
ここ何週かの回では、態度に堂々とした、いい意味での居直り的な雰囲気が加わってきて、いい感じじゃないですか。言うまでもなく、この番組でおもしろいのは劇団ひとりであって、ゲストとのトークも、もっぱら劇団ひとりが盛り上げてる。じゃあ、この番組における矢口の魅力って何だと言えば、意外に不器用で、何をやらせてもあまり上手くできない矢口のヘタレぶりを劇団ひとりに暴かれるところだと思う。失敗して照れる矢口に視聴者が萌える、という基本構造がたぶんある。ですから「緊張と緩和」じゃないけど、萌え要素を強調するために、気の強そうな表情で意地を張って見せたりと、逆方向への振り幅を大きく取ろうとしている面はあるかもしれませんね。