安倍さんの歌、『音楽会』2週目

安倍さんが紙媒体(雑誌とか)によく登場していますね。順調に新曲プロモーションを頑張れているようで、なによりです。『恋の花』は、ヒットする要素をたくさん含んだいい曲だと思う。乗りやすいテンポ、キャッチーで耳に残るメロディ、フックのある歌詞。なにより、ボーカリストの歌心が輝いています。何度も聞いているうち、当初に感じた「島谷ひとみ風である」という印象は薄れていき、むしろ全然別物だなという気がしてきました。これは安倍さん独自の世界だ。シェークスピアの『真夏の夜の夢』に登場する妖精パックのように、聞く者を虜にする魔法を振りまいている。安倍なつみが大きく変身した瞬間に立ち会っていることは確実で、たぶん後年になって「あの一曲が転機だった」と語られることになるに違いない、そんな曲だと思います。ま、この次以降、どんな歌を歌うのかにもよりますけど。
しかし、なんですかねえ、つんく♂クレジットでない曲を与えられるっていうのは、つんくさんから「そろそろひとり立ちせえ」というお墨付きがもらえたということなのでしょうかね。

題名のない音楽会ハロプロスペシャル2回目←タイトルはテキトー。てか、メインのゲストはつんくさんなんだよな。
先週やった、クラシックのメロディにポップスのフレーズが隠れている的な、一種のつかみネタは、ただのつかみネタではなく、今日の「クラシック娘。」の伏線だったんだなあ。当たり前の構成ですけど、当たり前のことを当たり前にやるのって、ぼくは好きです。
ハロプロ・タレントたちによるメドレーでは、キモになる部分のソロパートを多くもらった保田がさりげなく目立ってるというか、全体を落ち着かせている感じ。
あと、歌っている矢口を見るのは脱退して以来であることにさっき気づいた。