石黒彩に見る女の輝き

今朝、テレビのリモコンをぷちぷちザッピングしていたら、何ていう番組か知らないけど石黒彩トークコーナーのゲストで出ていました。もう27歳だそうですが、あいかわらずのシュッとした外見。角度によっては多少顎の下あたりのラインが丸くなったような印象を受けるだけで、女磨きをがんばってるなぁという雰囲気です。この人、出産休養が明けて復帰してきたとき、娘時代よりはるかに垢抜けた女性になっていたんで「さすが芸能人。所帯臭さをばっさり切り捨ておったな」と感じ入ったのですが、もともと当時の娘のメンバーのなかではいちばんきれいな子でしたもんね。

しかしいまのご時世、27歳を「もう」なんて言ったら罰が当たるな、きっと。「女は三十から」って、かつては半分勇気づける意味を込めて使ってた言葉だと思いますが、いまは本当に文字通り30歳から女が輝き始めています。

■ぬるさが気持ちいい?『やぐちひとり
ゲストを呼ばないと、とたんに楽屋でまったり馴れ合っているような雰囲気になる番組ですね、『やぐちひとり』は。コンピュータ・ゲームでの対決も、盛り場へ遊びに出た友だち同士じゃないんだから、と言いたくなりますが、矢口と川島くんが次第に仲良くなって、壁が消えていく過程を見せる番組なのかもしれませんな、ある意味。少なくとも、番組開始当初に垣間見えた劇団ひとりに対する遠慮めいたものが、矢口からほぼ完全になくなっています。劇団ひとりの仕掛けに対するリアクションも賑やかで楽しい。
正直なところ、矢口がどういうタレントさんになっていきたいのかが、ぼくにはまだ見て取れないのですけれど、実際、どうしたらいいんでしょうね。他の女性タレントと競合しないポジションに、すでにいるような、いないような。そのへんも、まだわからないし。
番組の回し役としての喋りは、ラジオを数年やっていただけあってうまいものですが、それが矢口の売りだと決めつけてしまうのは、ちょっと早計に過ぎる気もします。
モーニング娘。というフランチャイズを失った以上、矢口にはもう帰る場所がなく、また世間の目も厳しくなると考えたほうが安全であることは確かだと思いますが、まあ、しばらく見守っていくとしますか。