プリプリピンクだそうです

あー、シャッフルユニットきますか。
考えてみれば、保田がシングルCDを出すとしたらソロではなくグループになるような、そんな気はしていたんですよね。根拠? いや、なんとなく、えーと、こう言ったら申し訳ないけど、保田単体では商売になりにくいんじゃないか……なんて、ほんとごめんなさいね失礼で。
あのメンバーで決定という情報が間違いなければ、おもしろいことができそうな可能性を感じます。稲葉貴子も歌唱力は折り紙付きだしな。『人知れず胸に奏でる夜の秋』ですか、とりあえず早く聞いてみたい。ハーモニーを聞かせる歌であってほしいな、ウィルソン・フィリップスみたいに(喩える対象が古い、っつか激しくズレてる気がするけど、他に思いつかなかった)。

■突然ですが、アイドルとアーティストの違いって
アイドルとアーティストとを区分して考える常識みたいなものが世間にはありますよね。ぼくも、別物として受け止めてきました。だけど、その両者を分かつファクターって、何なんでしょ。

定義付けだとか、あんまり真剣に考えたことはなかったが、ぼくにはアイドルとは「人につくられるプロ」で、アーティストは「自分でつくるプロ」だというイメージがありました。でも、それって明確な区分けにはなってないよね実は。アイドルも、見られる仕事であることを踏まえた表現力(つくる力)を身につけているはずですし。ということは、アーティストのカテゴリーに加えて構わないことになる。逆に、「人につくられるアーティスト」だっているだろう。アイドルか、アーティストかってのは売り方の問題だったり、本人の持って生まれた個性をどういう形で生かすかの方法を選択した結果に過ぎない。間違ってるかもしれないが、たぶんそういうことだと思う。
といいつつも、ぼく自身は「アイドルだろうとアーティストだろうと、どっちゃでもええ」派だったりします。早い話、「職人的なこだわりをもって仕事をしている人」が好きなんで。モーニング娘。に惹かれたのも、技術的には拙いレベルながらも一生懸命に何かを伝えようとし、その目的を達するために己を律することのできる人たちだったから。かつて中澤裕子がしばしば「モーニング娘。はアーティストをめざす」と発言していましたが、それは自分たちで曲を書いたりセルフ・プロデュースしたりということではなく、表現者として創造する一つの成果を、アイドルの立場から追求していく……という意味だったのかな、と、最近はそう解釈しているんですけど、どんなもんですかね。

しかし、ま、「男の子の擬似恋愛の対象にしかならないのがアイドル、女性にも好かれるのがアーティスト」みたいな、すっごい単純かつカビくさい定義で片づいてしまう命題だったりして。