2期の彼女たち

不思議だ……。放送オンタイムではもとより、録画すらしそこねた保田圭@『7days』なのに、“なぜか”見られました。神はこの世におわします。どうもありがとうございました。
スポットを当てた人に保田がどんな感じで絡むのかが興味のポイント。想像していたよりも淡白でした。その点はいささか拍子抜けでしたが、あの女の子が「新入生として当たり前の7日間」を過ごしてしまったため(良いことなんですけどね)、劇的なシーンにはなりようがなく、その意味では保田は難しい回に当たったのかな。いや、そういう当たり前の7日間も録って出し的に見せるのが、あの番組の趣旨なのか、たぶん。案外、実験的だったりして。理想としては、挫折だの変節だのがほしいに違いないけれども。
しかし保田ってホントに、良くも悪くも“常識的”な受け答えをしますね。保田の持ち味は「普通さ」だとあらためて感じます。彼女、場の空気を読んで自分の出方を変えたりするバランス感覚に長けているみたいですし、「普通」な受け答えができるというのは、一般社会ではとても重要な資質なのですけれど、それがタレントとして良いことなのか悪いのかは、実はよくわかりません。今後の保田がどうなるかによる、としか言いようがないですね、こればっかりは。

矢口真里のコメント
『うたばん』に出演し、カメラの前で“お詫び”した矢口ですが、内容は事務所の発表をなぞったものでしたね。もちろん、あそこで「裏事情」をぶちまけたりするわけがないですけれども、(写真週刊誌の一件についての)責任を取ったという言い分と、よりによってなぜいまこの時期なのか、「矢口らしくない」辞め方との整合性がつかないので、いまひとつスッキリしません。まあ、世間的にはこれで通るのだからいいのか。乏しい情報から詮索したって覆水が盆に返るわけじゃなし、ぼく自身は矢口のソロ活動開始を大いに歓迎していますので、真相は謎のままでもかまわないと思ってます。
それより、思いのほか矢口が明るかったことを素直に喜びましょう。