そろそろ見たいのに

節操なく仕事を引き受けてバタバタしている間にも、保田は飯田圭織のソロライブにサプライズ・ゲストで登場したり、NHKの番組に出たり、ご活躍の段お慶び申し上げますが、ワタクシどれ一つとしてケアできず。あたかもバルセロナロナウジーニョに対峙したアマチュアサッカーのディフェンダーのごとく、なすすべもなく見送るばかりです。『さんま御殿』以来保田を見てないので、NHKの高齢者向け番組でも何でも、動いているところをちょっと見たいんですけどねー。「保田はこれから視界にどんどん入ってくるようになるからいちいち追っかけなくてもいい」なんて呑気に構えている場合じゃなかったな。これからはいちおうDVDに録っておこう。
あと、サプライズばかりじゃなくて、できれば事前告知できるステージも用意してほしい。

以前からかねがね不思議だったのが、プロレスを語るのと近い切り口からモーニング娘。を眺める人が少なくないことだったんですけど、先日、奥田英朗の10年くらい前のエッセイを読んでいるとき、なんとなくその理由がわかった気がしました。
エッセイの文中、「プロレスの人気とテレビの視聴率はリンクしていない」という意味の記述があった。チケットはよく売れ、会場、つまり演者と観客が生でコンタクトする現場は熱く沸き立っているが、テレビ放映があったとしてもゴールデン枠ではない、それは「一般人がついていけなくな」ったからだと奥田さんは書いている。
モーニング娘。との共通項はそれですね、きっと。一般人がついてこれない=ディープなマニアにしか理解できないジャンルだからか。
ははあ。んーと、これでわかった気になっていいのかな。これが理解の到達点なのではなく、こっから論を掘り下げて展開しなきゃならないような、「で?」と言われそうな雰囲気をすごく感じる……。どうしよう。なにも考えてねえや。