When I was 24

24歳といえば、ぼくが社会に出た年でしたかな。ライター修行時代の始まりでした(いまでも修行中みたいなもんですけど)。
不真面目で、学校の成績がチョー悪かったぼくは、大手の広告代理店や制作会社への就職はハナから諦めてました。ライター養成講座の同期たちが、業界では名の通った会社に採用されていくなか、小さな小さなデザイン事務所しか働き口が見つけられませんでした。
基本的に学歴の関係ない世界ですが、そこへ入る前に勉強するかしないかって、かなり重要ですよ。いま同期の多くはぼくと同様フリーランスでやってますが、どうにか食べていく程度の収入しかない銭形金太郎チックなぼくとは違って、みんな高額所得者です。目の玉が飛び出そうな賃料の都心マンションに住んでるやつとかいるし。「BRIO」とか「pen」に紹介されているような高級バーを行きつけにしている彼らと、贅沢して「日本海庄や」のぼく。テリトリーが天と地ほども離れてしまったため、いっしょに遊ぶこともなくなりました。スタート時の差が、そのまま現在の立場の差になっているような気がします。
とはいえ、ぼくは自分がそんなに不幸だとは思ってないですけどね。三流バカライターの身でありながら、15年もフリーでやってこれたんだし。それ以上の何が望みなんだって話ですわ。
と、保田圭の誕生日を祝わず、自分のことばかり書いてあるファンサイトも珍しいでしょ。
24歳にして芸能生活8年目、ですか。今年は舞台1本と連続ドラマ1本。トークバラエティ等のキャスティング数本と。まあ、ちょうどいいペースだなあ。この調子で、来年もひとつ。
ハッピー・バースデイ。