みんなのうた

前回、「保田圭24歳にして芸能生活8年目」と書いたのは、ちょっと気が早かったねー。誕生日を過ぎたら8年目だな……と、オートマチックに発想して書いてしまいました。もちろん勘違いです。オートマチック勘違い、というと、ちょっとつんく♂さんが考えそうなタイトルっぽくないですか。そうでもないか。
ところで「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL」、何回か聞く、というか見る機会があったんですけど、大集団であることと、キッズ濃度の高さからか、杉並児童合唱団みたいだなと思った(まあ、杉並児童合唱団はあんなに踊らないでしょうけどね。あと、もっとガンガンにハモると思います)。その連想で、楽曲もNHKの「みんなのうた」ふうに聞こえてしまいます。もっともふた昔以上前の「みんなのうた」のイメージで言ってますが。嫌いではないけど好きとも言い切れない、ビミョーな感じ。正直な話、あまり興味が持てない音だ、というのが「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL」に対する総合的な感想です。
モーニング娘。がいる、キッズもいる、演歌の前田有紀もいる、歌い手としてのスキルも上下の幅が大きい、などといろんな条件を考えていくと、思い切ったことがやりにくいのでしょうかねえ。どうしても最大公約数的な音楽にならざるをえないのかもしれません。「みんなで歌うのだから、みんなが歌える歌やな。そや、コンセプトは『みんなのうた』や!」なんて話だったりして。まさかね。
とにかく、保田がめちゃくちゃ楽しそうに歌ってるってことだけは間違いないので、それでいいや、みたいな。