やぐちひとり

風呂から上がったら、タイミングのよいことに、ちょうど新番組「やぐちひとり」が始まる時間。なんたる天の配剤か。これは見なければ罰が当たります(こういう発想をする中年男って、我ながらかわいいキモい)。
このところずーっと保田前線がヨロコビの雨を降らせる動向のチェイシングに専念する状態でしたので、保田圭以外のハロプロメンバーの出演番組と対峙するのは実に久しぶりです。「ミュージックステーション」も「HEY! HEY! HEY!」も見てませんから最近。
矢口真里は実家のある(とされている)街がわが家から地下鉄1本で行けなくもないという、近いんだか遠いんだかよくわからない距離ではありますが少なくとも同市内ですので、親近感があります。こちらは市の北の果て、むこうは西の果て、どちらものどかな田園風景が広がる辺境。街並のきれいさでは、ランドスケープデザインで景観がトータルにコントロールされたこちらの勝ち。んなこと張り合ってどうする。
やぐちひとり」。深夜帯らしい、凝った仕掛けは何もない、はっきり言って地味なエンターテイメント情報提供番組ですけど、こういう場所にさりげなく矢口がいるっつうのも、悪くない気がします。パートナーの劇団ひとりとの組み合わせも、ちょうどいいまったり感がありますね。劇団ひとりは基本的にはいじられるタイプの芸人だと思いますが、相手を見る人だから矢口は置き去りにされる心配はないでしょう。