ごきげんな三日間

「保田顔」芸能人、大事な人を忘れてました。田畑智子! 人違いされるのは無理はない、姉妹級によく似てます(プロフィールを確認したら、保田と同い年で誕生日も近いんですね。もっとお姉さんかと思ってました)。
さてさて、3日間にわたる「ごきげんよう」の保田は、オープニングのテーマトークも含めて、彼女なりの自己アピールはできたんじゃないかと思います。歯の治療へ行った話は意外性ありましたし。鍛造チタン並みに丈夫なんじゃないかという、すっごい健康そうな歯をしているのにね。
ところで、ハロプロの外界における保田のポジショニングは、小堺さんが指摘するように、「それ以上きれいになってどうする」的美人ということでよろしいでしょうか。いや待て待て、お追従を本気にしてはいかんな。
ただ、この「ごきげんよう」で見られた受け方というか佇まいが、今後のスタンダードになっていくのでしょう。藤井隆石橋貴明など、保田をブスキャラ、オチ担当で使おうとする人を相手にしたときは、それに合わせていけばいいのですが、若槻千夏ベッキーのように、バラエティの公式通りのリアクションを自在にできるタイプではないわけですから。ふかわりょうほんこん(蔵野)も、探り探り絡もうとしていたけれど、掴みかねていたようです。保田もそのときは「お、来るかな」みたいな期待する雰囲気を出していたのが、ちょっと笑えました。
しかし、バラエティタレント的なつくった笑いとは無縁の、といって妙な気取りもまったくない、本当にふつう感覚の話し方をする女性芸能人は、きょうびむしろ貴重……でもないか。まあとにかく、良い路線を行っていると思います。