Matthewにごっちん

■見所は乏しかったですが

「Best Hit Generation」のゲストは後藤真希。新曲の「横浜蜃気楼」のプロモーションです。この曲はつんく作詞のみ、はたけ作曲っつうクレジットが仕上がりを期待させましたが、従来路線とあんまり変わり映えしないですね。ぼくの音楽的素養が乏しいせいで聞き方を間違えているのかもしれませんが。
後藤の持ち歌のなかでぼくがいちばん気に入っているのは「やる気！It's Easy」というユーロビートというかダンサブルなテクノ歌謡で、なぜ好きなのかというと、後藤にテイストが合っていると思うからです。明るいし、ポップだし、プリティでもあるし。こういう楽曲をもっと与えてあげてほしい。あるいは、いちどストレートなロックンロールを歌っているところが見たいな。かつてニューミュージックと呼ばれた、正統的Ｊポップでもよさそう。この子、杏里とか好きなんでしょ？

さて「Matthew」ですが、ものまね芸人のホリが登場して、ひとりでがんばってしまい、後藤はホリのネタを見て笑っているだけという感じでしたので、特筆すべきことはありませんでした。でもかわいいから許す。
ホリはテレビに出るたびにテリー伊藤と城島茂の真似ばかりやらされて、早くも陳腐化の気配が漂ってきていましたが、この夜の「Matthew」で豊富な持ちネタを披露できたのはよかったのではないかと思います。