6月の保田圭

もしもツアーズ
土曜日の夕方6時30分というビミョーな時間帯の番組。レギュラーは坂下千里子関根勤キャイ〜ン、三瓶、セイン・カミュ。番組の趣旨は公式ホームページでも見ていただくとして(ま、芸能人の遠足ですな早い話)、6月5日は保田圭がゲスト。香港ツアー以来、久しぶりです。目的地は水芭蕉の時期を迎えた尾瀬(また旅番組か)。
千里ちゃんや三瓶とはプライベートでも仲がいいらしいし、キャイ〜ンも古なじみ。アウェイ慣れしてきた保田にとっては、もはやホームも同然の環境でしょう。
フレームインしていきなりの、ウド鈴木と絡んでのモーニング娘。ネタには苦笑。わかりやすいっちゃ、わかりやすいですけど、ちょっとなあ……という感じです。とくにおもしろくもなかったですし。でも保田が喜々としてウドに合わせている表情はよかったです。ほんとはこういうネタっぽいことをもっとやりたいんだろうな。

■Matthew's Best Hit TV
16日のマシューにも保田登場。乙葉といっしょにブッキングされたのは、なんででしょう。顎のほくろがチャームポイントという共通項があるからでしょうか。シルエットも何となく似ているふたり。顔のパーツはかなり違いますがね。
保田の持ち味はほとんど発揮されず。企画自体がタレントのスキルを要求しない性質のものだったからか、さらっと流れていた感じです。
なかなかキャラクターが確立できませんねえ。スコーンと抜けたイメージがあまりに乏しいのです。テレビ出演の機会そのものが多いとはいえないし、曲を出すとか、個性的な演技で話題になるといった、脱皮のチャンスに恵まれてないのでいたしかたない……などと、いつまで溜め息つかせるのかなあ。花が咲くのに時間がかかるタイプだと心得てはいるものの、だんだん哀しくなってきました。
小さくてもいいから、経験を積ませる機会をもっと与えてあげてほしいです。
いまの感じですと、稲葉貴子(あつこ、と読む。「大阪パフォーマンスドール」「太陽とシスコムーン」を経てソロ。現在のモーニング娘。のレコーディングでは、ほとんどの場合、ハモリパートをやっているのはこの人。コリオグラファーとして振り付け指導をしたりもしている)と似た立ち位置へ向かっているような気がしないでもありません。

そういえば、いま安倍なつみのライブツアーにゲストアクトとして同行しているんでしたっけ。
中澤裕子を含めた3人で、モーニング娘。の初期レパートリーを披露したり、保田のソロも1曲あるようです。
くそ、やっぱり見に行きたかったな。DVDで出ないでしょうか。出たら絶対買います。
こうやって歌手としての活動も再開するのであれば、ますますオリジナルのナンバーがほしくなりますよねえ。
そして、いずれは保田のソロライブ、と。それが非現実的な夢なら、ベンチャーズみたいに、ある期間だけ初期のメンバー3〜4人でユニットを結成し、ツアーを回るという手はどうですかね(安倍は単独で育てたいコンテンツだということはわかっているので、不参加でも文句は言いません)。これなら、全員にフルアルバムを埋められるほどの曲目を与えなくても、モーニング娘。時代の曲+それぞれのソロ1〜2曲、といったスタイルでのステージングが可能だと思うのです。需要は絶対ありますよ。あまり大きな会場は厳しいでしょうけど。