年末娘テレビの感想

明石家さんま『HAPPY X'mas SHOW』について。
モーニング娘。は初っ端に登場。ケミストリーのあと、別撮りのビデオでロネッツなどオールディーズのヒット曲などをメドレーで歌いました。これはまあ、あんなもんかなというしかない出来でした。
他の出演者と比べたら、かなり対象年齢の低い演出。もっとも、メンバー自体がお子さまなのでねえ。それにしても人数が多い。お人形さんの勢ぞろいみたいな絵柄を見て、ヨメが「可愛らしい」と独り言のように感想を漏らしていました。ハロプロのコンサートが見たいと言ったり、うちのヨメはもしかしたら隠れモーヲタなんじゃないか?

トークの場面で安倍なつみがいないと思ったら、最後に後藤真希といっしょに出てきて、杏里と3人で「Summer Candle」を披露。うーん、ユニゾンのコーラスが汚いです。誰かピッチが完全にずれています。犯人は……たぶん、なっち。後藤もかな。なっちはソロのパートも音程が乱れています。かなり緊張していたそうですが、さんま師匠に「緊張を力に替えてベスト・パフォーマンスを見せるのがプロだ」と苦言を呈されていました。
よく考えてみると、テレビの生歌(口パク以外という意味)で安倍がきちんと歌えている場面を見たことがありません。
後藤もまだまだですが、ピンになって格段に歌唱力がアップしました。中澤裕子も「東京美人」以来、ようやく自分の持ち味にハマる歌を提供してもらえるようになり、「Get Along With You」ですっかりひと皮剥けました。ひとりでライブをこなした経験と自信が、人間を変えたに違いありません。安倍さんもそうなってくれることを期待しましょう。

■その安倍さんに石川梨華が絡むNHKの単発ドラマ「ラストプレゼント
これもビデオに録って後日見ました。
ふたりが小学校を訪ねるあたりで、その後のプロット展開がほとんどわかってしまいましたが、こういう少女漫画チックなお話は、かつて別冊マーガレットを愛読したぼくとしては、けっこう好きな世界であります。
主役はなっちだけど、オイシイのはバイプレーヤーのチャーミー。コケティッシュな役柄がとってもお似合いです。でもセリフはむしろ、いつもの棒読み調で喋ったほうがいいと思いますな。無理せんでいいっちゅうことです。