ちと気が早いがスフィアリーグ開幕に向けて

「e+(イープラス)」からスフィアリーグ開幕戦プレオーダーのお知らせが来ました。
とりあえず申し込むだけ申し込むかと思ったけど、開催日の12月15日は平日なんだよねえ。ううむ…。師走の中旬といえば、版下チェックだ入稿だ色校の戻しだと、いろんなものが混ざり合ってぐらぐら煮立っている状態である可能性が高い(去年は16日に原稿を納品したら仕事がなくなり長い年末年始休暇に突入してしまった。そのまま2月いっぱいくらいまでかなりヒマで、そのダメージが今期の売上に大きく響いてます)。
やっぱ無理かのう。でもゲームを生で見てみたい気持ちは強い。もし、観客席にウナギイヌみたいな容貌の貧乏くさいオヤジがいたら、ぼくだと思ってください。
しかしスフィアリーグ、初めてビジネス的に成功する女子リーグになるかもしれないですな。
後援のサッカー協会が標榜する「女子サッカーの注目度向上と底辺拡大(だっけ?)」という目的のゴール地点がスフィアリーグ結成だとは思えないので、具体的にどのような形へ発展していくのか、非常に興味あります。
初代チャンピオンの座を巡る闘いは、ガッタスとチャクチャクのがっぷり四つになると予測。これに絡んでくるとしたらカレッツァだろうけど、このチーム、なかなか小島頼りの体質から脱皮できませんね。上手くなっているメンバーもいるのに、むしろ勝負弱くなっている気がします。案外、ミスマガジンとか新興チームが抜けて出てくる可能性もありそうです。
ガッタスは実のところ一人ひとりの技術はたいしたことないんだけど、是永にボール預けて「あとはお願いします」というゲームプランを可能な限り避けることによりチームがまとまった。守備側のタイトなマークを受けながら正確にボールコントロールするスキルや、瞬時に変化する状況を縫ってお互いの意思を疎通させ、フィニッシュに至る連動した動きはまだ乏しいので、流れのなかでの得点が少ないのはしかたがない。そのかわり、ボールを狙った場所へ蹴りやすく、動きの型を覚えやすいセットプレーに磨きをかけた。得意の得点パターンがあるのは大きな強味です。
もちろん、守備のプレッシャーが甘い格下相手になると、プレーに余裕ができるから、流れのなかの得点も多くなる……しかし実力が拮抗したチームと戦うときは、なかなか思うようにゴールマウスをとらえられない……相手もガッタスの守備を敗れず、均衡した試合展開になるなかで、意思統一されたアグレッシブさとセットプレーという武器で勝ってきたガッタス……と、ここのところだけちょっと湯浅健二さんふうの文体で書いてみたRingoなのです。