毎日が楽しそうな矢口真里

ぼくの2005年初ハロプロは、5日深夜の『やぐちひとり』でした。
元旦の日中に、ウンナンが司会する長時間番組がありますけど、あれ、一度もまともに見たことがありません。辻ちゃんの前回のフラフープと、あと、確かデビ夫人が自転車で暴走する企画ってなかったっけ? みたいに、ところどころ断片的にちらちら眺めているという感じになっています。
なにしろ、年賀の集まりでヨメの実家に詰めている状態ですから、テレビどころではないわけですよ。当然でしょう。義父母や義兄家族に向かい「いまモーニング娘。見てるんで、話はあとで」などとあしらう女婿にまともな人間がいるのだとしたらぜひお目にかかりたい。

やぐちひとり』はこれまでのVTR集。矢口は正月らしく振袖で登場。年末特番で着ていたパーティドレスみたいな洋装より和服のが明らかに似合ってます。かわいらしいですね。やっぱ日本女性は着物が勝負服だ。
ところで番組中、「オンエアをチェックすると、いつも自分より春樹のほうが目立ってて悔しい」みたいなことを言ってました。収録時にがんばった部分が、編集でかなりカットされてしまうということでしょう。
ははあ、矢口が進行&ゲラ担当に徹しているように見えるのは、そのように編集されているからか。テレビで放送されないところで、矢口なりに劇団ひとりと絡んだり乗っかったり回したりしようとしているのかもしれませんが、カットされるということは、使えるレベルにないということ。以前も書いたように、矢口は芸人を掌上で踊らせるほどのスキルは。あ。ということは、矢口自身も、そこが自分の弱点だと自覚し、なおかつ、それを克服したいと考えているわけですな。
なるほどー。貪欲な向上心だ。
つらいこと、苦手なことを避けて通らない心意気やよし。決して立ち止まることなく、一歩でも半歩でも高いところを目指し努力する若者は見ていて気持ちがいいです。
「いま自分ができる精一杯を尽くして働く」って、苦しいけれど、楽しめる努力だから。精一杯やらないと、おもしろくならないんだよな。いま矢口は毎日がおもしろくてしかたがない状態じゃないかと思います。