浅く、薄く、永く

バスツアーですが、言い訳や負け惜しみではなく、行きたいとはあんまり思わないんですよね。カレーをつくっている保田が見たいかと言えば、正直、ぼくにとってはかなりどうでもいい。
ただ、誤解しないでいただきたいのは、ファンクラブ会員への特典としての性格も帯びたこの企画そのものを否定する気は毛頭ない、ということです。行ける人はぜひ行って、盛り上げてほしいと思います。
身も蓋もない言い方をすれば、ファンができる応援活動の王道とはすなわち「保田に金を遣う」ということです。ブロマイドを購入したり、運動会など保田の出演するイベントを見に行ったり、こうしたバスツアーのような企画に参加したりするのもそうですし、ファンレターを出したり、誕生日を祝うメッセージを集めて事務所に届けるのも、時間と労力という個人が提供できるもっとも貴重な「費用」を捻出しているわけです。
ぼくはそのどっちも熱心でなく、はたして真性の保田ファンと認めていいものかどうか、自分でも大いにクエスチョンなのですが。いちおう、保田の生み出した「作品(芝居やドラマや……いつか出てほしいオリジナル曲や)」に対しては、がっつくまではいかないものの、もれなく拾っていくつもりではおります。
浅い、薄い、しかし永い。それが、ぼくなりの応援スタイルということになるでしょう。