分かれたり増えたりですか

ハロープロジェクトのライブが、2グループによるローテーション制になったのですね。保田は元娘を中心とした「お姉さん組」に入り、中澤裕子安倍なつみ後藤真希と黄金のカルテットを構成し、中盤をプレイメイクしていくようです。
さて、正式発表を前に確定的と見られている様子の、モーニング娘。メンバー増員ですが。
常に予測不可能な奇手を打ち出し、とくにコアなファンがもっとも嫌がるメンバーチェンジをルーティン化するなど、迎合せず安住しないことで、話題性のあるトップクラスのアイドルとしての地位を保ってきた彼女ら。卒業や増員があるたびに、ファンサイトの多くからネガティブな意見が発信されますが、モーニング娘。のファンをやっているということは、メンバーチェンジなど「期待を裏切る」策がつきものであること認めているわけでしょう? 「また卒業」「また増員」と悲しんでみせる態度は、「夏休みが終わってしまう」「ゆく秋を惜しむ」みたいな感覚と似たようなものなのかなと思います。予定調和というか、卒業コンサートやら何やらに向けて気持ちを高めるための助走なのでしょうね、きっと。
ぼく自身は、増員することそのものにはとくに反対も賛成もなく、グループとしておもしろくなるかどうかだけを注視しています。
しかし、増員で平均年齢の若さを保つモーニング娘。に対し、こちらはすごい勢いで歳を取る(40を超えると、ほんと、一年があっちゅう間よ)わけで、はっきり申しますと、モーニング娘。はテレビタレントとしても、音楽性についても、ぼくのフォーカスからだいぶ外れてしまいました。無理して若者ぶるつもりはありません。もう、ついていけないのです。
逆に、「お姉さん組」には、ステージングにもよりますけれど、浅からず興味が沸きますね。