レポーター保田


ふだん書いていたレンタルブログ「JUGEM」が大規模修繕中のため使えないので、当面こちらの「はてな」に避難することにします。このままこっちに書き続けるかもしれません。

■Matthew特番に保田圭
人気企画らしく、レギュラー番組で3回ほどやった、グルメレポーターのうち誰がウソをついているかを見抜くクイズコーナー(正式なタイトルがあったはずですが失念)の特番でした。
保田は回答者ではなく食材を探しに名産地へ派遣されるレポーター役です。北海道は稚内で海鮮丼の素材を集めていましたが、保田ヲタの全員が感じただろうことをぼくも言わせてもらいますと、レポーターが次第に板に付いてきました。悪いことではないとは思うものの、いいことだと自信をもって断言できないところがツライです。板には付いてきたけど、人より上手というわけではないですし。飾りっ気のなさは魅力になりえるとはいえ、番組の趣旨としてはソニンのように高めのテンションがほしい局面でした。
ただ、ああやってカメラ前にひとりで立つ状況でも余裕を持てている様子がうかがえ、それは彼女のためになる成長だとは申せましょう。
昨年でしたか、中澤裕子とふたりで「オールナイトニッポン」のスペシャルにジョッキーとして出たときは、「ひとりじゃ喋れないから、次にこういう機会があったらそのときも裕ちゃんといっしょに」みたいな、トーク下手を逆手に取った自虐的ギャグのような、半分本音のようなことを口にしていましたが、今後はその点でファンを心配させることはなさそうです。
というより、単独での保田にまとわりつく心細さは、経験不足からくる要素が非常に大きなウエイトを占めているのは明らかで、場数さえ踏めばある程度解消されるだろうことは想像に難くありませんでした。未知の領域に飛び込んだとき、アジャストするのに時間がかかるタイプなのは、タレントとして不利かもしれません。もしかしたら、「キミはもう次からいいや」と言われかねない、実際に言い放たれて消えていった芸能人も少なからずいるでしょう。にもかかわらず、保田は経験を重ねるチャンスをもらえているわけで、その意味では恵まれているのです。パッと伝わりやすい得意技は乏しいかもしれませんが、彼女にはどこかおもしろいところがあると、番組制作関係者に受け取ってもらえているのではないですかな。
だけど、やっぱり歌っている保田がいちばん見たいという気持ちには変化ありませんけれどね、ぼくは。